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こちらでは、フォトウェディングの延期やキャンセルを検討する際に、おさえておきたい注意点について解説しています。
フォトウェディングを延期せざるを得なくなる主な理由として挙げられるのは、「自然災害」「悪天候で屋外ロケーション撮影ができない」「急な体調不良やケガ」などです。体調不良やケガなどはしょうがないですが、悪天候に関しては、梅雨や台風などの時期を極力避けるなどの工夫をすることが可能です。
また、フォトウェディングプランの中には、雨天保証がセットで付いているものもあります。ですので、屋外ロケーション撮影日の天候にこだわりたい場合は、そういったプランを選ぶのがおすすめです。
延期を検討する場合の手順について、あらかじめ確認しておくようにしましょう。
まずはフォトウェディングプランの契約内容について確認してみるようにしましょう。延期対応に関しては、スタジオによって異なります。ですから、契約内容に目を通した上で、今回の延期理由がどのような扱いになるのかを調べておくことが大切なのです。
フォトウェディングの延期を希望する場合には、最終的な判断をする前に、まずはスタジオの担当者に相談することをおすすめします。その際、次のような点についてしっかりと確認しておきましょう。
スタジオの担当者との相談の結果、フォトウェディングの延期が正式に決まったら、あらためて撮影日を考えます。そして撮影日程が決定したら、再予約を行います。再々延期などの事態になるのを避けるためにも、無理のないスケジュールを組むことが大切です。
こちらの都合で延期やキャンセルを行った際に生じる可能性があるコストについて、一例をご紹介します。スタジオによって対応は異なるので、あくまで目安のひとつとして参考にしてみてください。なお、ここでいう「実費」とは、解約時点でスタジオが既に発注していたアイテム・サービスなどに関する解約料のほか、負担済みの交通費など、実際に発生した損害のことです。
【キャンセル費用】
・フォトウェディング当日45日前までのキャンセル:無料
・44日前から30日前までのキャンセル:代金の 3割プラス実費
・29日前から15日前までのキャンセル:代金の 5割プラス実費
・14日前から2日前までのキャンセル:代金の7割プラス実費
・前日のキャンセル:代金の9割プラス実費
・当日のキャンセル:全額
【延期費用】
・45日前までの変更:無料
・44日前から30日前までの変更:代金の1割プラス実費
・29日前から前日までの変更:代金の3割プラス実費
・前日あるいは当日の変更:全額
フォトウェディングを延期すると、衣装やその他アイテムなどにも変更料が発生する場合があるので、注意が必要です。さらに、その際、同じ衣装を使用できるかどうかについても事前に確かめておくようにしましょう。
地震や台風といった自然災害が起こると、長距離移動や撮影が難しくなったり、外出自体ができなくなったりするなどの状況が生じることがあります。そのような場合には、無料で撮影日を延期できるケースもあります。
【雨天であれば延期をした方が良いケース】
晴れの日や青空が広がる下での撮影にこだわりたいのであれば、延期をして撮影日を変更するのがベターです。また、土砂降りの天気予報がでている場合には、さすがに延期をすることをおすすめします。
【雨天であっても延期をせず決行した方が良いケース】
雨で桜や紅葉が散ってしまいそうな場合、季節感にこだわりたいのであれば、延期をせずに決行するのがおすすめです。また、仕事が忙しいなどの理由でなかなかスケジュールを組みなおすのが難しそうな場合も、思い切って雨天決行という判断をするのもひとつの方法です。
フォトウェディングの延期やキャンセルを相談した場合、スタジオによっては代替案を出してくれたり、やむを得ない状況であれば延期・キャンセル料に配慮してくれたりすることもあります。ですので、自分たちで何もかも決めてしまうのではなく、まずはスタジオ側と相談することが大切です。