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北海道の歴史的な建物が一堂に会する野外博物館、開拓の村。一歩踏み入れれば、明治時代にタイプスリップできる撮影スポットが満載です。
ここでは、開拓の村でフォトウェディングをする際に注目したい撮影ポイントについて紹介します。
1983年に北海道百年記念事業の一つとして、森林公園内にオープンした北海道開拓の村。道内に点在していた歴史ある建造物を移築し、街を形成しています。市街地群、漁村群、農村群、山村群の4エリアを見学可能。集落の雰囲気をリアルに感じ取れるのが魅力です。札幌や小樽などの観光名所とゆかりがある建物も多いため、楽しく歴史を学べる場所として県内外から人気を集めています。
広い敷地には開拓当時のレトロな建物が点在し、どこから撮影しようか迷ってしまうほど。赤レンガ積みの派出所や、ランプの明かりが魅力的な旧浦河公開会堂など、フォトウェディングにぴったりの撮影スポットが満載です。
洋風の建物も多数存在する開拓の村。洋装で撮影に臨むなら、旧浦河公会会堂はおすすめポイントの一つです。キリスト教徒の礼拝堂として明治27年に建てられた、木造の建造物。内部にはいくつものランプが灯り、柔らかい明るさに包まれています。結婚式をイメージして二人のウェディング姿を残すと、思い出深い1枚になりそうですね。
建物の外で撮影するなら、馬車鉄道を利用するのも一つの手。大きな道産子がゆっくりと馬車を曳きながら線路の上を進むさまは、一見の価値があります。二人で馬車に乗り込んで、結婚式場に向かうようなシチュエーションを演出するのも楽しいでしょう。
思いがけず雨が降っても、開拓の村の特別な風景が二人をサポート。普通のシチュエーションであっても写真に残すことで、映画のようなワンシーンに生まれ変わります。
和装で撮るなら漁村群の旧青山家漁家住宅は外せません。ドラマ「マッサン」のロケでも使用された、貴重な建造物で、当時の雰囲気をそのまま味わうことができます。温かい囲炉裏を前に写真を撮れば、北海道の古き良き時代を閉じ込めた特別な1枚になるでしょう。
ドラマの主役のような写真に仕上げたいなら、旧来正旅館もおすすめ。大正時代の旅館兼待合所として建造された建物で、当時使われていたものがそのまま復元されています。当時にタイムスリップして生活しているかのようなシチュエーションで、写真が残せるスポットです。
市街地群にある旧札幌警察署南一条巡査派出所も、人気の撮影スポット。赤レンガの壁が素敵な建物です。和装で臨めば、レトロモダンな雰囲気漂う1枚に仕上がります。