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結婚写真を撮る際、花嫁さんにとってもっとも重要なのが衣装選びですよね。いくら写真だけ残すと言っても、本人だけが満足しているイタい花嫁なんて思われたらショックですよね。そこで!ぽっちゃりさんからやせ型さんまで、体系別のドレスの選び方、ポイントを解説します。
衣装を選ぶ際、ただ単に「気に入ったから」という理由で衣装を選ぶのはNG。体型が美しく見えるかどうかも大切なポイント!体型はドレスの選び方次第でカバーできる部分が多くあります。自分の体型に合ったドレスで、今の自分を美しく引き立たせてくれるドレスを選びましょうね。
例えば、二の腕ぽっちゃりさんならオフショルダーのドレスで二の腕を隠したり、背が低いのがコンプレックスだったら高いヒールを選んだり、体型が気になる場合は淡い色ではなく濃い色のドレスを選んだり…と、体型をカバーすることでより美しく見せることができます。
反対に痩せ型の人が、鎖骨の空いたビスチェのドレスを着てしまうと年齢よりも老けて見えてしまいます。
フォトウェディングスタジオでは、ウェディングドレスを無料で試着できるフェアや衣装の相談会、見学会など積極的に行っているスタジオがあります。
一生に一度の結婚写真ですし、フォトスタジオのコーディネーターやヘアメイクさんに相談してみるのが1番確実でしょう。プロの腕なら、似合うか自信がないという衣装でもあなたに似合うようコーディネートしてくれますよ。
キャンペーンやドレス試着の可否など札幌で評判のフォトスタジオを調査!一覧表にまとめて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
フォトウェディングをするときは、撮影スタイルによってドレスを選ぶのも良いでしょう。例えば、チャペルや大聖堂での撮影ができる教会式では、存在感の出るウェディングドレスもおすすめ。
公園や野原など自然いっぱいの雰囲気の中で撮影する場合は、ミニドレスであえて足元をみせてもキュート♪場面に合わせたドレスを選んであげましょう。スタジオによって撮影できる場所が限られてくるので、事前の確認が必要です。
札幌のチャペルで
フォトウエディングを
あげられる
スタジオをチェック!
スタジオが変わると、室内の広さや雰囲気が変わってきます。広いスタジオなら華やかなデザインのウェディングドレスが映えますが、反対にこじんまりとしたスタジオではパーツや刺繍など凝った作りのドレスがおすすめです。また、ハウススタジオはセットが可愛いのでよりドレスが映えますよ。
ウェディングドレスには7種類あり、それぞれが違った魅力を持っています。ここではドレスごとの特長と、どんな人に向いているのかを紹介します。自分に合ったドレスを見つけ、素敵なフォトウェディングにしましょう。
ドレスの特長
Aラインはウェストが高い位置にあるドレスです。上半身部分からドレスのボトムにかけて、徐々に広がっているスカートラインがアルファベットの「A」に見えることから、Aラインと呼ばれています。
シンプルでありながら上品な雰囲気で、大人らしさと可愛らしさのどちらも演出できるでしょう。
さまざまな体型の方向け
ボトムに重心が集まるため全体のバランスが◎。身体が大きめ、背が低めなどさまざまな体型の人に合いやすいドレスです。ウェストの切り替えがなく、ドレスの縦の流れを強調してくれるので、実際の身長よりも高く見せる効果もあります。
ヒールをはくことでさらに効果アップなので、低身長が悩みの花嫁さんにもおすすめです。
注意点
基本的にAラインのドレスは多くの人に似合うタイプなのでこれといった注意点はありませんが、ありきたりなシルエットになりがちなので、個性を出したいという人にはあまりオススメではありません。
また、袖のデザインをオフショルタイプでタイトなデザインにすると腕が上げにくいため、当日の式がどんな内容なのかを想定してデザインを決める必要があります。
ドレスの特長
ウェストで上半身部分と下半身部分のラインに切り替えがあり、ボトムのスカート部分が裾に向かうにつれて大きくふくらんでいる形状のドレスです。スカートのエアリー感のおかげで、華やかで可愛らしい印象を演出できます。遠くからでもラインがしっかりと見て取れるので、広めの宴会場でもドレス姿がバッチリと映えるでしょう。
下半身が大きめな人向け
お姫様がイメージできるようなドレスでスカートにボリュームがあり、下半身を丸ごとカバーしてくれます。そのため、ぽっちゃりした人やお尻が大きな人におすすめです。ただし、人によってはウェストの切り替えがつかえる可能性もあるので要注意。
注意点
プリンセスラインは下半身がふわっとボリュームのある作りになっているので小顔効果が期待されますが、切り替えがハイウエストのタイプは効果が半減してしまう可能性が。ジャストウエストの位置で切り替えがされているものなら失敗がありません。
また、ウエストがキュッと締まる形なので、お腹が締め付けられるのが苦手な人は注意が必要です。
ドレスの特長
マーメイドラインは文字通り、ボトムの裾のラインが人魚の尾びれのように広がっているデザインのドレスのこと。上半身から腰の部分までは身体にピッタリとフィットするようなデザインです。メリハリのあるデザインなので、ボディラインの曲線美を見せることができます。
スレンダーな人向け
身体にそったシルエットが強調され、ウェスト周りもフィットした作りになっているドレスのため、比較的スリムな人に向いているドレスです。また、身長が高めの花嫁ならなお一層美しく見えるでしょう。
注意点
マーメイドラインは、体にピッタリするデザインなので体形がわかりやすいところがネック。ぽっちゃり体形の人が着ると、座ったときなどにお肉が段に…なんてこともあります。
また、丸顔で可愛らしい雰囲気の人にはエレガントなデザインがミスマッチしてしまい、ドレスに着せられた印象になりやすいので注意してください。
ドレスの特長
Aラインのドレスよりもスカート部分がゆったりとしたデザインのドレス。2008年頃から日本でも人気が出てきており、「アンピールライン」とも呼ばれます。ウェストではなく胸下に切り替えがあるためウェストの締め付けが少なく、着やすいのが特徴です。切り替えから下はスカートになっており、ナチュラルな印象を演出することができます。
身長が低めな人向け
さりげなく体型をカバーしてくれるエンパイアラインのドレスは、上半身に注目を集めやすいため、足を長く見せる効果があります。下半身部分のラインをゆったりとしたスカートで隠してくれるため、お腹の大きくなっている妊婦さんでも着こなせるドレスです。
注意点
胸下から切り替えになっており、ゆったりとしながらも縦ラインを強調して足長効果が期待できるメリットがありますが、ゆるくふわっとしたデザインなのでスタイリッシュさに欠けます。
同じようなシルエットで、もっと洗練させた雰囲気を出したい場合は、スレンダーラインをオススメします。
ドレスの特長
細身なシルエットが花嫁のボディラインを際立たせるラインのドレス。上半身部分から下半身部分まで一貫してタイトなドレスラインで、その細いシルエットから「ペンシルライン」や「Iライン」とも呼ばれています。全体的にすっきりした印象を与えてくれるため、大人な雰囲気が醸し出せるドレスです。ドレスの裾さばきが楽で小回りが利くため、会場を選びません。
スレンダーな人向け
トップからボトムまでタイトなドレスなので、背が高く細身なスレンダータイプの人に向いているドレスです。ただし、小柄な人は寂しい印象になるため避けたいのがこのドレスの難しいところ。必要に応じてパッドを使うといった補正することも可能です。
注意点
体のラインに沿った造りになっているので、ぽっちゃり体型の人は体型カバーができません。背の低い人も、少し寂しい印象になりがちなので注意が必要です。
また、エレガントなデザインなので、キュートで可愛らしい会場で式を挙げる際はミスマッチな雰囲気になる場合も。スレンダーラインのドレスが会場の雰囲気に合うかどうかをイメージすることが大切です。
ドレスの特長
ここ最近で人気の出てきたデザインのドレスで、上半身部分と下半身部分が分かれている特徴的なデザインです。ウェディングだけでなくカジュアルなパーティーでも着ることができます。夏季の結婚式では見た目にも涼しく向いています。上下でそれぞれ好みのデザインを選択できるので、「レース袖のトップ+ミモレ丈のチュールスカート」や「シンプルなビスチェ+ロングトレーンのスカート」などさまざまな組み合わせが楽しめます。
オリジナリティーが欲しい人向け
セパレートタイプは、比較的新しいウェディングドレスです。上下で別のデザインを楽しめるのが嬉しいポイント。ちょっとしたセミオーダー気分が味わえますよ。今までになかった斬新なウェディングドレスを選びたい人や、オリジナリティーを追求したい人におすすめです。
注意点
セパレートタイプは最近人気の出てきたドレスの形で、上下を選べるのでオリジナリティーが出せますが、上下のデザインのテイストを間違えると美しさが半減してしまう可能性が。
また、比較的にスレンダーラインのような体のラインが出る形が多いため、背の低い人やぽっちゃり体形の人は注意が必要です。一般的なドレスの形ではないため種類が少なく、選べるドレスが少ないのもデメリットのひとつです。
ドレスの特長
カジュアルで可愛らしさを強調できるのがミニ丈のドレス。スカートがひざ上までで、開放感があります。レストランやガーデン、披露宴の二次会でも大活躍するタイプです。持ち運びにも便利なため、海外挙式にも向いています。個性派ドレスなので、可愛さやセクシーさのある花嫁を演出できますが、格式の高い挙式ではあまりおすすめできないドレスです。
スタイルの良い人向け
ウェディングドレスの中でもひざ上丈のスカートで脚が見えるタイプのドレスのため、デザイン次第で無邪気さと色気を演出できます。身長が高い花嫁なら立体的なデザインのスカート、身長の低い花嫁ならシンプルなデザインのスカートが似合います。なかでも、スタイルの良い花嫁にピッタリのドレスです。また、足元が注目されるので、ヒールやアンクレットにこだわってコーディネートするとワンランク上のドレスを演出できるでしょう。
注意点
ミニドレスは足が全面に出るシルエットなので、下半身が気になる・足の太さが気になる人にはあまりオススメできません。
また、全部ミニ丈のドレスを選ぶと可愛らしくなりすぎてしまう可能性もあるので、可愛らしさも残しつつ結婚式の高級感やエレガントさを演出したい場合はロングテールのものを選ぶと良いでしょう。
和装フォトウェディングでこだわりたい、着物の選び方。和装には大きく分けて「白無垢」「色打掛」「引き振袖」「新和装」の4つがあります。1つずつ説明していくので、ぜひお気に入りの和装を見つけてください。
結婚式で用いられる和装の定番であり、婚礼衣装の中でも正礼装とされています。純真な白は邪気を退けるとされており、神聖な婚礼の儀式に臨む衣装という意味も持つ着物です。白無垢は着物と小物すべてが白で統一されているので、遠目に見ただけでは同じものに見えてしまうかもしれません。
しかし実は、1着1着に生地の違いや、機械織りや相良刺繍などの柄の違いがあります。
室町時代以降に武家女性の礼装として位置づけされたのが色打掛の始まりです。現在では白無垢と同様に、婚礼式の結婚衣装として着られています。白無垢以外の打掛はすべて色打掛と呼ばれており、色や柄のバリエーションが豊富で、全体的に華やかな印象の演出が可能です。
以前はお色直しのタイミングで着られることが多くありましたが、今では和装の人前式や神前式でも挙式の際に着ることができます。
引き振袖も花嫁衣装として人気の着物の1つです。成人式で着る振袖とは少し違い、裾を引いた振袖のお引き摺りであるのが特徴の振袖。
色打掛と同じくお色直しのタイミングで着られることが多いのですが、打掛に比べると軽くて動きやすいといった理由で選ぶ花嫁もいます。引き振袖の中でも黒色は特に人気が高いとのこと。
結婚式で和装人気が高まるにつれて注目され始めているのが新和装です。打掛に洋風の装飾や透け感のあるオーガンジー素材を取り入れるなど、和洋折衷の魅力が詰め込まれた着物の1つ。婚礼の儀でもオシャレに着こなしたい花嫁におすすめの衣裳です。
素材自体が軽いこと、着物の生地自体に厚みがあまりないことから、夏場でも問題なく着られるのも魅力。
結婚式の和装でヘアスタイルに悩む人は少なくありません。ここでは和装をするときに似合うおすすめのヘアスタイルである「かつら」「綿帽子」「角隠し」「洋装スタイル」の4つについてまとめました。
結婚式で白無垢など伝統的な和装をする場合には、かつらをつけるのがおすすめです。かつらのなかでも特に「文金高島田(ぶんきんたかしまだ)」が代表的なヘアスタイルで、白無垢とかつら、綿帽子がポピュラーな組み合わせ。
見た目の美しさから人気のあるスタイルですが、地毛だけでボリュームを出すのが難しいため、かつらが用いられています。
シルク製の白い布で作られた綿帽子は、文金高島田のヘアスタイルに合わせてあしらわれる小物です。元々の由来としては、洋装のベールが花嫁を守るといった意味と似たように、新郎以外には顔を見せないという意味があります。
白無垢だけに合わせるもので、丸く優美なシルエットは白無垢を着る花嫁が必ずと言っていいほど綿帽子を選ぶようです。
花嫁がかぶるものとして、明治時代から愛されてきたのが角隠しです。綿帽子と違って顔の輪郭がしっかりと見える小物。かつらの周囲を白い絹で覆う角隠しは、白無垢だけでなく色打掛や振袖にも合わせられます。
ワンポイントであるかんざしにオリジナリティーを追求するのも角隠しの楽しみ方の1つです。
近頃は和装に洋髪スタイルを取り入れた花嫁も多くいます。髪をアップにして髪飾りや造花、生花をつけるなど、独自のアレンジが楽しめるヘアスタイルの1つです。
かつらほど格式が高いわけではないので、和装でもナチュラルな雰囲気でオリジナリティーのある式になるでしょう。
フォトウェディングや挙式で和装スタイルを選んだら、ポーズにもこだわりを持って臨んでみるのがおすすめです。人気のポーズを覚え、思い出に残る和装にしましょう。
2人が正面を向くスタイルで、和装での撮影をするなら外せないポーズです。着物のラインが綺麗に写り、袖の柄も見せることができます。男性は足先を外に向け、女性は内側に向けて立ちましょう。
2人並んで赤いじゅうたんの上で正座するポーズは、あどけなさを感じさせる写真が撮れます。年賀状用の写真として選ばれることが多いポーズです。花嫁は三つ指をつくと、可愛らしい雰囲気の中に慎ましさを演出できますよ。
和装には背中側にも綺麗な柄が入っているため、振り向き姿は打掛が綺麗に見えるポーズです。打掛だけでなく髪飾りも見えるので、小物にもこだわった人におすすめ。
和傘を利用して、1つの傘に相合傘のように2人で入っているポーズです。花嫁と花婿が近い距離で撮影するので、仲の良い様子が撮れます。
純白のウェディングドレス、個性的なカラードレス、日本人ならではの和装も素敵…!と、目移りしてしまうことでしょう。挙式をしないカップルの間では、やはりウェディングドレスが根強い人気を誇りますが、最近では和装も人気!
和装の場合は、日本人ならではの着物だけありドレスに比べて体型等にあまり左右されないというメリットがあります。ひと昔前は、和装というと古臭いイメージがありましたが、最近は今時にアレンジしたおしゃれな色打掛や引き振袖などもたくさんあります。