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青い池

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神秘的な青い水面の美しさで、世界的な知名度を誇る「青い池」。北海道・美瑛にあるこの池は、ウェディングフォトのロケ地としても高い人気を博するスポットです。

ここでは、青い池の特徴や、この場所ならではのウェディングフォト撮影の魅力について紹介します。

青い池の特徴

丘の町・美瑛の東南部にある「青い池」。もともと自然に存在した池ではなく、十勝岳の噴火による泥流の被害を防ぐために作られた堰堤(えんてい)に水が溜まったことにより、偶発的にできた小さな人造池です。

青い池の特徴といえば、何よりもそのコバルトブルーの水色。時に空よりも青く、吸い込まれるような美しさで人々を魅了するこの池には、一年を通して多くの観光客が訪れています。

池の水が青く見える理由は未だはっきりとは明らかになっていません。一説には近隣にある「白ひげの滝」からアルミニウムを含む水が流れ込んでいるためだと言われています。

白ひげの滝から流れてきた水が美瑛川の水と混ざると、水中に太陽の光を散乱させる粒子が生成。そして、太陽光の中でもっとも波長が短く、見る人の目に届きやすいのが青い光であるために、池全体が鮮やかなブルーに染まって見えるのだそうです。

青い水面のあちらこちらに立ち枯れたカラマツや白樺といった木々がたたずむさまは、見る人の心を奪う幻想的な美しさ。宝石を思わせる青さは「美瑛ブルー」とも呼ばれ、国内のみならず海外のフォトグラファーなどにも注目されています。

落ち着いて撮影するためには人の少ない朝の時間帯を狙う必要がある、天候によっては水がさほど青く見えない時もあるなど、フォトウェディングのハードルは低いとは言えませんが、それでも挑戦する価値は十二分にある「青い池」。大切な人と並んで見つめた神秘的なブルーの風景は、二人にとって忘れられない大切な思い出となるでしょう。

ウェディングフォト例

「青」を生かして撮る

青い池
画像引用元:Lykke Photo Style公式ブログ
(https://www.lykkephotostyle.com/photo-wedding/5718/)

青い池でのフォトウェディングを行うなら、やはりそのブルーの水面を存分に活かしたいところ。美しい青がファンタジックなムードを醸し出し、特別な一日を引き立ててくれます。

にっこり笑顔での明るいワンショットも素敵ですが、お互いにじっと見つめ合う姿や、池のほとりに寄り添ってたたずむ後ろ姿など、笑顔を敢えて抑えたシックな一枚にチャレンジしてみるのもおすすめ。異なる二つの川が合わさったからこそ生まれた特別な青さが、二人が出会い、澄んだ愛を育んできたことの奇跡に重なります。

衣装にカラードレスを選ぶなら、淡いイエローやパープルなど、水の色とぶつかりあわず、同化もしにくい色味をチョイスしましょう。大人っぽくキリリとした印象が好みならヘアはアップスタイルに、自然の景観に馴染む柔らかいイメージが好きならナチュラルなダウンスタイルに整えると、よりイメージ通りの仕上がりを目指せます。

木立の合間で撮る

青い池
画像引用元:M&Mカンパニー公式サイト
(https://www.loca-photo-wedding.jp/furano-spot.html)

あえてカメラから距離をとり、池のほとりに茂る木々を映しこんでのワンショット。自然の景観を大きく切り取ることで凛とした静けさが強調され、まるで物語のワンシーンのように幻想的な一枚に仕上げられます。

こうした構図での撮影にチャレンジするなら、衣装は真っ白なウェディングドレスがおすすめ。水の青さと大地や木々の色に純白のドレスが映えて、まるで水のほとりに表れた女神のような美しさを演出することができるでしょう。

また、木々を多く映しこんでの撮影には、「水があまり青く見えない時にも挑戦しやすい」というメリットも。季節や天候によって水色が左右されやすい青い池だからこそ、心の片隅に留めておきたい構図です。