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フォトウェディングにはさまざまな形があり、近年では挙式ありのフォトウェディングを行う人も増えてきました。
挙式ありのフォトウェディングとは、フォトウェディングと同時に少人数制の挙式を行うこと。フォトウェディングの良さと結婚式の良さを兼ねえていて、家族や大切な友人のみを招待してアットホームな雰囲気の中思い出に残る挙式を挙げることができます。
ご祝儀がないため、ゲストの負担も少なく済むこともメリットのひとつ。披露宴を行わない代わりに軽い会食をするケースも多いですが、この場合でもご祝儀制ではなく会費制で行われます。
挙式ありの結婚式は、通常の結婚式に比べて費用を抑えることが可能です。かかる費用はフォトウェディングの代金と挙式にかかる代金だけ。費用がかかりやすい披露宴を行わないため、お金を節約できるでしょう。
また、準備が楽であることもメリットです。通常の結婚式は数ヶ月前から念入りな準備が必要ですが、挙式ありのフォトウェディングの場合は決めなければいけないことが少ないため準備にかかる時間や手間を減らすことができます。
結婚式に憧れを持つ女性も少なくないでしょう。家族や友人からの「おめでとう」の声や温かい拍手は写真だけのフォトウェディングでは叶えられません。
挙式ありのフォトウェディングならば、花嫁姿を両親に見せることができますし、直接お祝いのことばや感謝の言葉を伝えたり友人と写真撮影したりすることもできます。
事前の流れとしてまず打ち合わせがありますが、挙式ありのフォトウェディングの準備はあまり時間をかけたくない人からじっくり打ち合わせをしたい人までふたりに合わせて選ぶことができます。シンプルなプランを選べば打ち合わせ回数は1~2回ほどで済み、当日の荷物もほとんどありません。気軽に挙式を楽しむことができるでしょう。
フォトウェディングの当日の流れも、ふたりに合わせて柔軟にアレンジすることができます。結婚式とフォトウェディングを分け、挙式の前後で写真撮影を行えばまったく違う雰囲気の写真を残すことができるでしょう。また、人前式でゲストと皆で写真に写ったり、写真スタジオで直前に撮った写真をゲストにお披露目したりなど、希望に合わせた演出ができます。
挙式ありのフォトウェディングは、基本的に神殿やチャペルを持つ結婚式会場、またはその会場と提携している撮影業者やフォトスタジオなどのプランに申し込みます。自社にチャペルや結婚式会場を持っているウェディングプロデュース会社は、挙式ありのフォトウェディングプランを用意していることが多いです。全国の会場から選べるなど選択肢が多いことが魅力です。
また、結婚式専門会場の中にも挙式ありのフォトウェディングプランを用意しているところもあります。しかし、多くの場合は挙式のみプランと同様の扱いで費用相場は本格的な挙式を行う場合と差がありません。フォトスタジオでもプランを提供しているところはありますが、数はかなり限られています。
挙式ありのフォトウェディングを申し込む際には、担当者にふたりの希望を伝え、希望に沿ったプランを選べるか確認するようにしましょう。希望する内容によっては、通常の挙式プランの方が向いている場合もあります。
また、平日限定プランになっていて土日は予約不可だったり割増料金になったりするケースも多いので注意しましょう。フォトスタジオによっては挙式ありのプランは対応していない場合もあります。