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結婚式は厳粛なセレモニー、という従来の概念に囚われていませんか?ガーデンウェディングやビーチウェディングの人気が上がり、フォトウェディングもナチュラルテイストを望むカップルが増えています。フォトスタジオの実例を踏まえて、衣装選びやヘアメイクなどのポイントをまとめたので参考にしてください。
ギリシャ神話のヴィーナスが着ていたエンパイアライン。胸の下に切り替えがあり、裾に向かって広がります。ロマンティックでナチュラルなイメージにぴったりです。ボディラインに緩やかに沿ったスレンダーラインは、大人のナチュラル感を演出します。自然光がほんのりと透けるチュールなどの素材を選ぶと軽やかな印象に。定番のAラインドレスもおすすめです。ナチュラル感を出すには、スカートが広がり過ぎていないデザインを選びましょう。
ナチュラル派にじわじわと人気が上がっているコットン素材のドレス。ほっこりとした雰囲気には、ドライフラワーなどの小物をプラスしてもいいですね。透け感があるチュールやオーガンジーも写真映えします。光が透け、そよ風になびいているような自然なフォトウェディングに仕上がるでしょう。素材にもよりますが、色はオフホワイトやアイボリーであれば、よりナチュラルなイメージに仕上がります。
生花を使用した花冠はナチュラルフォトウェディングの一押しアイテム。ガーデンウェディングを演出したスタジオにもぴったりです。ロングベールは厳粛なイメージがありますが、ショートベールは可愛らしいカジュアルな雰囲気になります。ナチュラルスタイルのドレスとの相性も◎。袖がないデザインのドレスには、露出を控える意味でもグローブが必需品。グローブもベールと同様にロングよりショートが良いでしょう。チュールやレース素材のショートグローブなら、フォーマルになり過ぎません。
ナチュラルテイストの人気のヘアスタイルと言えば、髪を下すダウンスタイル。ゆるやかなウェーブヘアにヘアアクセや生花を飾ったり、ゆるめに編み込んだりと、アレンジヘアを楽しめます。髪を上げる場合はきっちりアップではなく、ゆるふわアップにするのがポイントです。高い位置でアップするなら、後れ毛を垂らすとナチュラルな雰囲気に。低い位置のアップスタイルは、ティアラを合わせたり、ヘッドドレスを飾ったりすると大人っぽい印象になります。
ナチュラルテイストのメイクと言っても、すっぴんに近いメイクでは地味になってしまいます。ポイントは血色が良く見えるようにすることと、メリハリをつけることです。アイシャドーとチークは、ツヤ感があり肌になじむ自然な色を選びましょう。ノーズラインや額にハイライトを入れると、陰影でメリハリがつきます。アイラインは目尻に長くなると、きつい印象になるので気をつけましょう。
ルーズにアップしたヘアスタイルでナチュラル感がありつつも、アクセサリーも白一色に統一しているのでシンプルで上品なイメージです。ホワイトレンガの背景で、透明感のあるフォトウェディングになりました。
南欧の家の中庭「パティオ」をイメージしたフォトウェディングです。グリーンに囲まれたスタジオに合わせ、透け感のあるチュールを使用したエンパイアラインのドレスをチョイス。ゆるやかにアップした髪に、かすみ草が散りばめられています。
グリーンのナチュラルでシャビ―チックなスタジオで撮影しました。ベアトップのドレスに、ゆるやかなウェーブのダウンヘアスタイル。クラシカルなバードケージベールがポイントになっています。ポップなサングラスとハッピーな笑顔が魅力的な写真です。