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日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、欧米では広くおこなわれているリブライダル。こちらでは、リブライダルの目的やタイミング、そしてフォトウェディングをおすすめしたいケースなどについて紹介していきます。
結婚記念日や家族にとっての何らかの節目となる機会に、改めて絆を確かめ合うためにおこなうセレモニーのことを、リブライダルあるいはバウ・リニューアルといいます。バウは「誓い」、そしてリニューアルは「更新」という意味なので、訳すと「誓いを更新する」といった意味になるわけです。
結婚生活を長く続けていると、毎日を一緒に過ごすことがあまりにも当たり前になっていきます。そのため、結婚当時にはお互いにいだいていた愛情も、つい忘れがちになってしまうことは、決して珍しいことではありません。そんなとき、リブライダルで夫婦間の愛情を確認し直すことにより、新たな気持ちで結婚生活を再スタートできるようになるでしょう。
日常生活の中では、自分の中に相手に対する特別な気持ちが生じたときでも、それをストレートに伝えるのは、気恥ずかしさもあるため、容易ではありません。けれども、リブライダルという機会を利用すれば、夫は妻に、そして妻は夫に、これまでの感謝の念などを伝えやすくなるはずです。
リブライダルをすることで、家族としての思い出づくりも可能になります。結婚式の思い出は、基本的には家族というより夫婦ふたりの思い出という位置づけにあります。けれども、今現在お子さんがいるのであれば、今回は家族そろって参加するイベントとしてリブライダルを開催し、家族の絆を強めるための思い出を新たに加えることができるのです。
リブライダルをおこなうタイミングについて、しっかりとした決まりがあるわけではありません。ただ、リブライダルがもつ意味を考えると、たとえば、結婚記念日や子どもが生まれたあとなどのタイミングが適しているといえそうです。
「毎年結婚記念日にはデートをしている」というご夫婦もいらっしゃるかと思います。ただ、中には、年を重ねるにつれ、徐々にマンネリ化してしまっているケースもあるようです。そういった場合にも、いつもとは少し異なる「特別なデート」のような感覚で、リブライダルをおこなってみるのもよいでしょう。
子どもが生まれてからのリブライダルであれば、夫婦2人だけではなく、家族としてあたらしい思い出の1ページを加えることになります。さまざまなスタイルで、かつ自由な目的でおこなうことのできるリブライダルというセレモニーの良さを生かした、素敵なタイミングだといえます。
結婚はしているものの結婚式をまだ挙げていないごという夫婦や、あるいは結婚5周年や10周年といった節目を迎えるご夫婦などには、リブライダルでのフォトウェディングを特におすすめしたいです。
「結婚当時は、時間的ゆとりや経済的なゆとりがなくて挙式ができなかったから、リブライダルで簡単な結婚式をしたい」という場合であれば、リブライダルの様子やフォトウェディングを写真におさめておくことができます。あるいは「結婚式は挙げたけれども、結婚10周年などの特別な節目に、何か記念になるものを残したい」といった場合にもおすすめしたい選択肢です。