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フォトウェディング・前撮りで指輪をどうしたらいいのか悩むカップルは少なくありません。このページでは、フォトウェディング・前撮りで指輪が必要か判断するためのポイントや、結婚指輪と婚約指輪のどちらを持って行ったらいいのか、指輪を使った撮影のアイディア、撮影までに指輪が間に合わない場合の対処法を解説します。
フォトウェディング・前撮りで指輪が必要か判断するためのポイントとして、以下の4つがあります。
フォトウェディングで指輪の交換や挙式を行う場合、手元をクローズアップした指輪ショットを撮影する場合は指輪が必要です。逆に、フォトウェディングでも指輪の交換がない場合や、挙式は行わず前撮りのみのケース、指輪ショットがなくてもいいと思っている場合は、あってもなくてもかまいません。
ただし、前撮りのみで挙式は行わない場合は、指輪の交換を行ったり、婚礼衣装を着た状態で指輪をしたりする機会はなかなかないので、写真に残しておくことをおすすめします。
また、指輪に傷などがあるけれども指輪ショットを撮影してほしい場合は、美しくない状態で写真に残ってしまうのを避けるため、撮影用の指輪を用意するか撮影前にクリーニングやメンテナンスしておくと良いでしょう。
フォトウェディングや前撮りでは結婚指輪と婚約指輪のどちらを持って行くのがよいのでしょうか。結論から言うと、どちらでもかまいません。それぞれ異なるメリットがあるので、それらを理解した上で、自分たちの事情を考慮し、カップルで相談して決めるのがよいでしょう。
結婚指輪を使った婚姻届けのショットを撮影したり、指輪交換のシーンを撮影したりしたいのであれば結婚指輪が必要です。
逆に、結婚指輪に初めて指を通すのは挙式のときと決めている場合は婚約指輪を持って行くと良いでしょう。また、結婚指輪はシンプルなデザインのものが多いので、きらびやかな雰囲気で指輪ショットを撮影したい場合は、宝石があしらわれていたり、凝ったデザインだったりする婚約指輪のほうが写真映えします。
フォトウェディングや前撮りの際に、結婚指輪と婚約指輪の両方を用意できるのであれば重ね付けもおすすめです。重ね付けすると、ショットのバリエーションが増えるので、雰囲気の異なるたくさんの写真を撮影できます。
フォトウェディングや前撮り以降、婚礼衣装を着て結婚指輪や婚約指輪を身に着け、プロのカメラマンに撮影してもらう機会はなかなかありません。せっかくの機会にこだわって選んだ指輪をきれいな写真として残しましょう。
指輪をした状態で、二人で手をつないだり、手を重ね合わせたりしているポーズは、カップルに人気があるショットの一つです。写真から二人の絆が感じられ、愛し合う親密な様子が伝わってきます。挙式しないカップルの場合は指輪交換する機会がないので、指輪交換のシーンを写真で残しておくのがおすすめです。
婚約指輪の入った箱を新郎が持って行うプロポーズシーンも人気があるショットです。実際にプロポーズした場所でのロケーション撮影であれば、さらに心に残る思い出がつくれるでしょう。写真をみるたびに、プロポーズされたときの新鮮な気持ちを思い出して幸せな気分に浸れるのもメリットの一つです。
指輪がフォトウェディングや前撮りに間に合わない場合は、婚約前にもともと持っていたペアリングを使う方法があります。もともと持っていた指輪であれば、サイズもぴったりで安心できます。汚れや傷がある場合は、事前にクリーニングやメンテナンスしておきましょう。
撮影までに指輪が間に合わないときの対処法としては、サンプルリングを借りる方法もあります。ジュエリーショップでは、使用感を確かめるためにサンプルリングの貸し出しを行っています。
貸し出し期間はだいたい10日~2週間程なので、借りたサンプルリングをフォトウェディングや前撮りに使用できます。婚約指輪、結婚指輪どちらも借りられますが、サイズやデザインは限られていることが多いので、自分たちに合ったものを探す必要があります。
撮影までに指輪が間に合わなくて、撮影用のペアリングを購入したという人もいます。どうしても指輪が撮影に間に合わない場合は検討してみましょう。
結婚指輪の代わりであればシンプルなデザインのペアリングで十分なので、安価で購入することも可能です。しかし、フォトウェディングや前撮りの写真は記念として残すものなので、見るからに安っぽいものは避けたほうがよいでしょう。
指輪のない指先を隠しつつ、素敵に演出できる方法として小物を使う方法があります。洋装ならばブーケを、和装ならば扇子や毬などを持って指輪のない指先を隠してしまうのです。素敵な雰囲気を演出しつつ、上手に指先だけを隠すことができます。
指輪なしでも素敵な写真が撮影できる方法として、ロンググローブを着けるのもおすすめです。ただし、レースやオーガンジー素材のものは、指先が透けて見えてしまう場合があります。指輪のない指先を隠すためにはめるロンググローブは、サテン地などの透けない素材でできたものを選びましょう。
ポージングで指輪をしていない左手の指先を隠してしまう方法もあります。体や右手で上手に隠せば、不自然な感じを与えることなく撮影可能です。カメラマンの協力が必須なので、事前に指輪をしていない左手を隠して撮影したい旨を伝えましょう。
指輪はフォトウェディング・前撮りを行う際にあると、より素敵な写真が残せるアイテムですが、必要か否か、結婚指輪・婚約指輪どちらを使うのかはカップルの事情によって異なります。どんな写真を残したいかをカップルでよく相談し、撮影時における指輪の「あり」「なし」をしっかり決めることをおすすめします。