公開日:|更新日:
近年のフォトウェディングでは、写真のレタッチを行うのが主流となっています。ここではレタッチについて紹介します。
レタッチとは、画像編集ソフトを使って写真の輝度やホワイトバランス、コントラスト、彩度などを編集することを指します。また、写り込んでしまった余計な物や人、ゴミなどを取り除くのもレタッチの一種です。
フォトウェディングをレタッチすることで、さらに自分たち好みの美しい写真になるでしょう。
フォトウェディングのレタッチでは、主に色味補正や天井のライトなど不要物の削除、美肌補正、フェイス・ボディラインの補正などを行います。
お店によっては有料の項目もあるため、あらかじめ担当者に確認することをおすすめします。極端に目を大きくしたりフェイスラインを細くしたりなど、自分たちの顔つきが大幅に変わってしまうような加工は止めておきましょう。
フォトウェディングのレタッチで特におすすめなのが、色味補正です。色味を変えると写真の印象がかなり変わります。選んだ背景セットによって適切な色味補正をしてくれるスタジオがほとんどなため、どんな仕上がりにしたいかあらかじめイメージを決めておくとよいでしょう。
ロケーションウェディングフォトで天気がいまいちなときでも、写真の色調を調整することによって晴天のもとで撮影できたように加工することも可能です。
ウェディングフォトのレタッチでは、肌トラブルの修正も定番です。シミやニキビ、目の下のクマ、化粧ヨレ、笑い皺などを目立たなくすることができます。また、新郎の髭剃り後の青ひげ写りを修正するカップルも多いです。
衣類のシワや乱れをなくすように加工することもおすすめですが、衣類のシワをすべてなくすと不自然になってしまうため気を付けましょう。
フェイスラインやボディラインを補正することで全体のシルエットを美しく仕上げます。フェイスラインの補正は、顔だけでなく首の細さも顔の大きさに合うよう補正してくれるため、自然な仕上がりになるでしょう。ただし、あまり補正しすぎると別人のようになってしまうため気を付けましょう。
レタッチで美しい写真になることは嬉しいですが、あまりに極端な加工修正は控えておいた方が無難です。せっかくのフォトウェディングなのに、やりすぎ加工によって写真が台無しになってしまうことも。特に目のサイズを大きくしすぎるとかなり不自然な写真に仕上がってしまいます。
また、美肌補正も注意が必要です。やりすぎてしまうと顔全体が凹凸のないのっぺり顔になってしまう可能性が。ほうれい線も気になる部分ではありますが、ほうれい線は笑った顔に自然に出るものです。少し薄くする程度でナチュラルに仕上げた方がよいでしょう。
フォトウェディングを依頼した写真館や写真スタジオに、写真のレタッチもそのまま依頼するのがおすすめです。撮影プラン料金の中に数枚のレタッチサービス代が含まれていることも多いので、追加料金なしで行ってもらえます。
写真修正専門店に依頼する方法もあります。細かい修正指示や難しい加工にも対応できるお店が多く、事前にHPなどに載っている得意としている加工や修正例を見てから依頼すると失敗しません。修正箇所の多さや難易度で料金が変動するため、事前に見積もりをもらうようにしましょう。
予算的に外注することが難しい場合は、自分たちでレタッチするのもひとつの手です。プロが行うような精度でのレタッチは難しいものの、お手軽に使える写真加工アプリも多くあるため、好みのアプリや使いやすいアプリを選んで使用することも可能です。