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こちらでは、フォトウェディングについてカップル間で起こることのあるケンカについて、わかりやすく解説しています。よくある原因やフォトウェディング自体にあまり乗り気ではない新郎への対処法、そしてケンカしてしまった場合の解決法などをまとめました。
新郎や彼が、フォトウェディングの準備に積極的に協力してくれない。このことが特にケンカの原因になりやすいです。ウェディングに関連するイベントでは、どうしても女性が主役になりがちであることも影響しているでしょう。とはいえ、女性も忙しい時間の合間を縫って準備をしているわけなので、やはりふたりで力を合わせていきたいところです。
フォトウェディングの予算として許容できる金額の上限に差がある場合、つまり「費用に関する価値観の違いがある」場合も、ケンカに発展しやすいです。お互いがしっかりと希望を伝えあい、その上でふたりが納得できるプランをさがすようにしましょう。
本人たちではなく、その両親が過度に口を出しをしてくる場合も、注意が必要です。特に、新郎の両親からの口出しは、新婦にとっては精神的な負担になりやすいです。ある程度耳を傾けることは大切ですが、新郎さんが上手に間に立ち、適度な距離感が維持されるようにつとめるのが理想的です。
時間に追われながら準備を進めていかなくてはならない状況だと、両者ともにストレスを感じ、ケンカが起こりやすくなってしまいます。それぞれの仕事の都合などをふまえた上で、フォトウェディングの準備に割ける時間を逆算して撮影日を決定することが大切です。
新婦とラブラブな写真を撮影することに気恥ずかしさや抵抗感を覚える男性は、少なからずいます。そんな場合には、フォトウェディングがふたりにとっていかにスペシャルなものになり得るか、しっかりと説明して自分の思いを理解してもらうことが大切です。
ウェディング関連のイベントには、新郎は、新婦ほどには強いあこがれをいだいていないことも多いです。そのような場合は、「プロフィールブックやプロフィールムービーなどで写真データが必要になるから」などのように、感情的にではなく理論的に、フォトウェディングの必要性を説明することが大切です。
結婚に際しては、結婚式や新婚旅行、引っ越し、家具の購入など、何かと出費が多くなるため、フォトウェディングにあまりお金をかけたくないと考える男性もいます。
頼もしい金銭感覚を持っているという考え方もできますが、とはいえ、新婦にとっては、一生の思い出としてフォトウェディングを残したいという思いは、なかなかあきらめきれないものです。納得してもらうためには、できるかぎり低価格で撮影してくれるスタジオをさがした上で再度相談してみるのも、ひとつの方法です。
結婚を決心するほどの深い人間関係を築くことができてはいても、相手が何から何まで理解してくれているとは限りません。心の中で思っているだけでは伝わらないことも少なくないです。「察してほしい」といったスタンスでいると、すれ違いや勘違いが起こりやすくなります。できるかぎり積極的なコミュニケーションを心がけるようにしてみてください。
たとえば、ウェディングドレスをどれにするか迷っている新婦に対して、優しさのつもりで「どっちもいいよ」などと言うと、それが誤解されてしまうことがあるので、注意が必要です。真剣に悩んでいる新婦には「どうでもいい」といったニュアンスが含まれているように聞こえてしまう可能性があるのです。
ですから、「どっちも素敵だしどっちも似合っているから、自由に選んだらいいと思う」など、わかりやすい表現で伝えてみてください。
「どう思う?」といった具合に新婦から意見を求められても、それが自分にとって明確に答えられそうもない内容や分野だったら、困ってしまいますね。「よくわからない」というような答え方をすると、新婦は「一緒に考えて欲しいのに」と寂しく感じてしまう可能性があります。
そういった状況にならないようにするには、答えの選択肢を2個あるいは3個ほどに絞ってもらうようにしましょう。「どれとどれから選んだらいいのかな?」などのように会話を進めてみてください。
お互い意地になって譲歩できずにいる状態だと、仲直りするタイミングを逸してしまいます。ですから、たとえちょっとでも非が自分にあるように感じたら、すぐに謝ってしまうのが賢明です。そして、謝られた方も「自分も悪かったよ。反省してる」とすぐに答えられれば、ケンカする前よりも絆が深まる可能性もあるでしょう。
準備で忙しい日々が続き、イライラする頻度が高くなってきたと感じたら、たまには息抜きすることも必要です。一緒に散歩などに出かけるだけでも、気分転換になります。ふたりにとっての思い出の地などを歩いてみるのもよいでしょう。
フォトグラファーさんなどに、第三者として間に入ってもらうことで、お互い冷静になるきっかけをつかめる場合もあります。フォトウェディングに関する知識が豊富なフォトグラファーさんの話を聞き、フォトウェディングの魅力をしっかりと理解することで、より冷静に意見のすり合わせを行うことができるようになります。