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ヘッドドレスやネックレス・イヤリングなどのアクセサリー、リングピローにウェルカムボード…結婚式に登場する小物や小道具は意外と多いもの。そのどれもが新郎新婦2人でこだわって選んだり、中には友人や家族から譲り受けたり、手作りでプレゼントしてもらったり。これまで、新郎新婦が大切にしてきた人たちからの思いが込められているものも少なくありません。
身につけた時の姿を撮影しておくことはもちろんですが、一つ一つのディテールや、会場の中でどのように華を添えてくれたのかまで分かるように記念に撮影しておきたいもの。ここでは、素敵な小物ショットの撮影例をご紹介します。
ウェディングドレスとブーケに、ベール。どんな花嫁になりたかったのか、着用する前にカタログのように残しておけば、よりディテールまで花嫁のこだわりが伝わります。
ウェディングドレス用のティアラは、母親から譲り受けたもの。ネックレスはティアラに合わせて、新婦が何件もショップを回って探しました。最終的に「これだ!」というものを見つけてくれたのは、なんと新郎の方。
お色直しのヘッドドレスは、昔から器用だった幼馴染の親友からの手作りのプレゼントです。
どれも大切な人からの思いが詰まったアクセサリーを、婚約指輪・結婚指輪とともに。絵画のような美しさに、周囲への感謝を想起する大切な写真になりました。
背の高い新婦。実はハイヒールを履いてしまうと、新郎と身長の差があまりないのがコンプレックスでした。ウェディングシューズというとヒールの高いものばかり。「白はともかく、お色直し用のフラットシューズを探すのは結構大変だったなあ……」そんなシューズ探しの旅も、今ではいい思い出。新郎新婦で見返すと、実はクスッと笑ってしまう一枚です。
新郎新婦の共通の趣味は旅行。特に綺麗な海のある南の島が大好き。そんな旅先で見つけた貝殻と、色違いのガラスの亀を組み合わせてリングピローを作りました。これまでの恋人としての歩みに加えて、結婚の幸せを実感できる小物ショットです。
年代の立った味のあるものに惹かれる新郎新婦。婚約指輪・結婚指輪も2人の趣味が詰まったものになりました。セピア色の写真に、そんな2人のこだわりを感じる一枚です。
フォトウェディングを盛り上げるのは、ずばり小物です。
撮影したいイメージによって、使える小物はそれぞれ異なります。
こちらの項目では、洋装・和装どちらでも使用できる小物や、洋装・和装それぞれに合った小物について紹介しています。ぜひ小物を選ぶ際の参考にしてください。
赤い糸は、シンプルでありながらも表現の幅が非常に広い、優れた小物です。
また、和装・洋装どちらでも使うことが可能です。
アイデアとしては、赤い糸を糸電話に見立てることや、2人の小指を繋げることで「運命の赤い糸」を演出することができます。
また、赤い糸にワイヤーを通して、「HAPPY」や「WEDDING」などの文字を作っても可愛らしい印象に見立てることができるでしょう。
記念撮影と言えば、フォトプロップス。
フォトプロップスを使うことで、楽しい雰囲気の写真に仕上げることができます。
定番のフォトプロップスとして、
などが挙げられます。
また、フォトプロップスは簡単に作ることができますので、2人で個性的なオリジナルのフォトプロップスを作ることで、思い出に残るフォトウェディングになるでしょう。
自由度の高いフォトウェディングだからこそできるのが、2人の思い出の品と一緒に撮影する方法です。
プレゼントとしてもらったものや出会いのきっかけとなった趣味のアイテムなどを持つことで、2人らしい個性的なフォトウェディングになります。
また、撮影の準備をする際も思い出が蘇ってきて、更に愛が深まりそうですね。
その他に、2人の幼い頃の写真を持って撮影するのも感慨深い一枚となるでしょう。
イニシャル等の文字オブジェは、フォトウェディングの演出をさりげなく手伝ってくれる優れものです。
お互いの名前のイニシャルを持って撮影したり、「LOVE」や「FOREVER」などの文字を2人の手のひらに乗せて撮影したりすることで、素敵な写真を撮ることができます。
また、2人の間に「&」のオブジェを入れて撮影するのも素敵です。
この時、「O」の文字をエンゲージリングやマリッジリングにしてもおしゃれになります。
和装・洋装どちらでも使える小物として、アニマルマスクが挙げられます。
せっかくの撮影、顔を隠してしまうのかと疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが、近年では動物の顔のお面をして撮影するのが流行しています。
SNSで話題になったことから増えてきており、お面のデザインによってはシュール・かわいい・奇妙といった個性的なフォトウェディングを撮ることができます。
絵本の世界のような、メルヘンな世界観で撮影したい方におすすめです。
撮影で使ったお面は、結婚式や披露宴の会場のウェルカムスペースに飾ることができますので、来てくれた人をびっくりさせることができます。
ガーランドは洋風なイメージが強いですが、和装でも使える小物として、フォトウェディングで人気の小物の1つに挙げられます。
「JUST MARRIED」や「HAPPY WEDING」といった結婚をイメージするメッセージや、お二人の名前などをガーランドにして撮影することで、2人だけの個性があふれる写真を撮ることができます。
壁に飾るイメージが大きいガーランドですが、2人で持って撮影すると仲睦まじい様子で撮影することができます。
また、ガーランドの紐を赤くすることで、赤い糸としても演出することができます。
フォトウェディングと言えば、LOVEオブジェ。
前撮りに欠かせないと言っても過言ではないほど人気のアイテムです。
置いて撮影するもよし、お二人で両手に持って撮影するもよしと撮影の自由度も高いのがポイントです。
また、真っ赤な造花で埋め尽くしたり、いろいろな種類の花を使用してカラフルに仕上げたりと、2人のお気に入りのデザインで撮影してみてください。
婚約指輪も立派なフォトウェディングの小物になります。
カメラに婚約指輪を近づけて、リングをフレームに見立てて撮影する構図や、プロポーズの指輪の箱を開けているシーンを撮影するのも、フォトウェディングっぽくて素敵な写真になります。
ジョークとして、大きな婚約指輪のバルーンを使っても、コミカルで個性的なフォトウェディングになります。
海外のフォトウェディングで人気なのは、フォトフレームを使用した撮影です。
フォトフレームを使うことで、フォトインフォトのような、映える写真を撮ることができます。
フォトフレームにはさまざまな種類やデザインがありますので、2人のイメージに合ったフォトフレームを選びましょう。
この時、フォトフレームのガラス面は外して、外枠だけを使って撮影します。
紙吹雪は、パーティーでおなじみの小物ですね。
紙吹雪を散りばめることで、華やかな写真に仕上げることができます。
散りばめ方も、シャッターのタイミングに合わせて紙吹雪を上から降らせることや、2人でまくなどさまざまな方法があります。
紙吹雪の種類も、星型・ハート型・キラキラ光る紙などさまざまな種類がありますので、ぜひお気に入りのデザインのものを使ってみてください。
また、自分たちで色紙を小さく切って作ることができるので、簡単に用意することができます。
コンフェッティを小物として撮影に使用したい場合は、紙吹雪が床に散らばりますので事前に撮影場所やスタッフに確認するようにしましょう。
シャボン玉は、洋装でのフォトウェディングに映える小物で、カップルの中ではかなり人気の小物と言えます。
使い方次第で多様な演出が可能で、ほのぼのとしたイメージにしたいのであれば2人でシャボン玉を吹き合うポージングや、華やかな雰囲気の写真に仕上げたい場合は、バブルシャワーにするなど、さまざまな活用方法があります。
また、シャボン玉を使うことで、幻想的な可愛らしい世界観で撮影することができます。
海やガーデンでのロケーションフォトの際に合う小物として、サングラスが挙げられます。
この時、ハートフレームのサングラスを使うことで、ポップ・キュートなイメージのフォトウェディングを演出することができます。
サングラスをかけるだけでなく、サングラスのレンズに2人を写り込ませるようなカットがあるとおしゃれですね。
フォトリースは、カラフルなお花を使ったものや丸型・ハート型などさまざまなデザインがあります。
結婚式などのウェルカムスペースで飾ることができますので、フォトウェディングに人気の小物となっています。
フォトリースの中には2人の顔を収めた写真を一枚入れると良いでしょう。
和風な雰囲気の撮影には欠かせない小物、和傘。
和装でのフォトウェディングでは、相合い傘で撮ったり、それぞれ違う色の傘をさしたりと華を添えてくれる小物となるでしょう。
傘をさすだけでなく、開いた傘を床に置いても華やかに和の演出をすることができます。
また、和傘は写真撮影の小物としてだけでなく、和装でフォトラウンドをする際のアイテムとしても活用することができます。
和装に合うブーケとして、扇子ブーケが挙げられます。
扇子ブーケは、扇子をベースにして花などの飾りを施したブーケのことを指します。
扇子ブーケは簡単に手作りすることができますので、この機会にぜひ手作りしてみてはいかがでしょうか。
和装のフォトウェディングでは、習字を小物として使用するのが人気です。
「夫」「婦」をそれそれ持って撮影したり、大きめの半紙に結婚したことを表すような文章を書いて撮影したりするなど、さまざまな方法で撮影することが可能です。
更に、「〇〇(新郎の名字)はじめました」と書いた半紙を、新婦が持って撮影するソロショットも人気となっています。
その他にも、夫婦としてこれからの目標を書いたものを持って撮影しても良いでしょう。
紙風船は、色鮮やかなため写真に彩りを添えてくれる小物です。
レトロな雰囲気で撮ることができるので、和装にピッタリの小物と言えるでしょう。
また、とても軽く持ち運びも簡単で、当日はふくらませるだけなので準備も簡単と、その手軽さでも人気の小物となっています。